「東北の紅葉時期2020見頃名所」岩手県の中尊寺をご紹介します
東北の2020年見頃名所、中尊寺&駐車場・ホテル・アクセス・混雑情報などご紹介します
東北地方の紅葉スポット・紅葉の名所を訪ね、今回は、岩手県の中尊寺(ちゅうそんじ)へご案内します。
岩手県の中尊寺は、平安時代に華麗な平泉文化を築いた藤原氏の廟所がある東北の古刹で、平安朝の美術・工芸の粋を集めた金色堂・経蔵が現在も残っています。
国宝・重要文化財に指定されている約3000点の寺宝が残り、参道の月見坂をはじめ境内は鬱蒼とした老杉に包まれます。
秋の紅葉の見頃には、大日堂から金色堂への参道沿い、経蔵周辺にあるイロハモミジやヤマモミジが見事に彩づいてきて、金色堂で有名な中尊寺ですが、この山全体のお堂や仏像、境内を総じて「中尊寺」として呼ばれています。
その中に、本堂も含まれていて、本堂に入る門の右側に、「中尊寺」と書かれた大きな表札があるのですぐにわかり、中の庭も広く、奥の本堂には外陣まで上がることができます。
ここにも大きな金色の仏様が迎えてくださり、金色堂や宝物館だけでなく、この本堂も参拝する価値が大いにあり、さすがに歴史あるお寺だけあって広々として、樹木の多さと敷地の広さなどに圧倒されます。
中尊寺は浄土思想の結晶で中でも金色堂は有名必見で国宝も数多くあり、松尾芭蕉が訪れたことでも有名です。
東北地方のオススメ紅葉名所、岩手県の中尊寺
奥州藤原氏4代の廟所であり、金色堂で有名な古刹で、嘉祥3年(850)に慈覚大師によって開かれた天台宗の東北大本山で、世界遺産にも登録され、中秋の頃にヤマモミジやイロハモミジの木々がが鮮やかに彩づきます。
表参道の月見坂の入口で弁慶の墓と伝えられる五輪塔を見て、約1kmの坂を上り、中腹の東物見台からは、束稲山(たばしねやま)と北上川が一望でき、杉木立の中に点在する堂塔を見ながら進むと金色堂が見えてきて本堂では座禅と写経の体験(各1000円、要予約)もできます。
中尊寺の所在地
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
●問い合わせ先
中尊寺寺務所
TEL:0191-46-2211
●拝観時間
8時30分~17時(無休)
(11月4日~2月末日は8時30分~16時30分) 但し、12月31日は~14時30分
●拝観料金
境内は無料で有料拝観区域(金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂)は大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円
中尊寺の見頃時期
中尊寺の紅葉が彩づき始めるのが10月中旬で、見頃時期が10月下旬から11月上旬にかけて
混雑状況
観光地として多くの人が訪れる岩手県の「中尊寺」ですが、秋の紅葉シーズンは、さらに訪れる人で混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
中尊寺への交通アクセス方法
✅ 公共交通(鉄道)を利用の場合
JR東北本線~「平泉駅」~岩手県交通バス(イオン前沢店行き)~(4分)中尊寺バス停下車、徒歩すぐ。
✅ 車を利用の場合
東北道~平泉前沢IC~国道4号線~県道300号線~4km(15分)
中尊寺の駐車場情報
なし/町営・中尊寺・有料駐車場を利用します。
●中尊寺第一有料駐車場(148台)
平泉町平泉字衣関34-2
TEL:0191-46-2008
●中尊寺第二有料駐車場(322台)
平泉町平泉字坂下29-9
TEL:0191-46-5178
●毛越寺有料駐車場(330台)
平泉町平泉字大沢61-2
中尊寺に実際に行った口コミ
秋の平泉へ車で行き、多くの観光客で賑わうのでゆっくり見たい人は朝早くがオススメです。
私は9時に到着しましたが既に第1駐車場は満車で第2駐車場に車を停め、ここから本堂や大日堂などを経て一番奥にある金色堂へ向かいますが、彩づいた木々の紅葉が見事で素晴らしく途中にあるすべてのお堂には御朱印があるので、集めて金色堂まで行くのにかなりの時間を要し、有名な観光地ですのでゆっくり落ち着いて参拝という訳にはいかないのが残念でした。
中尊寺周辺のホテル情報
✅ 平泉ホテル武蔵坊(中尊寺 から 1.4 km)
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢15
TEL:0191-46-2241
ロケーションのよいホテルです。
✅ チサンイン岩手一関インター(中尊寺 から 6.9 km)
岩手県 一関市 赤荻月町188-2
TEL:0191-25-6911
ポップでおしゃれなホテルです。
✅ ホテルルートイン 一関インター(中尊寺 から 7.0 km)
〒021-0041 岩手県一関市赤荻字鶴巻33-1
TEL:0191-33-2011
大浴場のあるビジネスホテルです。
中尊寺周辺の食事・グルメ情報
✅ かんざん亭(中尊寺 から 0.3 km)
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
TEL:0191-46-2211
眺望抜群のレストランです。
✅ 松栄堂 弁慶園(中尊寺 から 0.3 km)
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関48中尊寺参道内
TEL:0191-48-3936
中尊寺の参道にあって休憩にも利用できる食事処です。
✅ そば処 義家(中尊寺 から 0.4 km)
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関43
TEL:0191-46-4369
参道のお蕎麦屋さんです。
その他、東北地方の紅葉スポット
●八甲田山(青森県)
八甲田とは、南八甲田、北八甲田両連峰(青森市街から見えるのが1585mの大岳を主峰とする北八甲田)で、田茂萢(たもやち)岳にはロープウェーが架かり360度のパノラマが楽しめ、 津軽平野、陸奥湾、遠くは北海道までも見渡せ、山頂付近は初秋に、山腹付近は中秋に、山麓付近は10月中旬から色付き始め、ブナやミズナラの天然林は紅葉が美しく田代平(たしろたい)北西の馬立場(うまたてば)には、映画「八甲田山」で知られる、八甲田雪中行軍遭難の後藤伍長の銅像が立つています。
●秋保大滝(宮城県)
山形県山寺(立石寺)の奥の院といわれる「秋保大滝不動尊」の裏手にある秋保大滝は、名取川の全水量が瀑布となって落ち込む(高さ55m、幅6m)雄大な滝で、二口峡谷を流れる名取川の上流地点で、幅6m、落差55mの大滝で、国指定名勝で、和歌山県の「那智の滝」、栃木県の「華厳の滝」とともに「日本三大名瀑」と呼ばれ、滝の周囲にはモミジやカエデ、ナラなどの樹木が秋なると赤や黄色に彩づいて見事な紅葉の色彩美を見せてくれて、岩場との絶妙なコントラストを描き、この時期の錦秋は格別に鮮やかで、訪れる人たを楽しませていて、階段が整備されているので、滝壺まで行って、大迫力の滝を間近で見ることができます。