「紅葉2020関東」10月に見頃を迎える神奈川県の長安寺をご紹介
紅葉2020関東、10月に見頃の長安寺と駐車場・ホテル・アクセス・混雑情報などご紹介します
関東の紅葉スポット・紅葉の名所を訪ね、今回は、神奈川県の長安寺(ちょうあんじ)へご案内します。
関東屈指の温泉地で紅葉の名所が多い箱根は、源頼朝や鎌倉幕府とのゆかりも深いものがあり、「東国花の寺 百ヶ寺」の一つに数えられている、創建1356年の歴史ある曹洞宗の古刹で、仙石原にあって周囲を自然に包まれた静かな境内の苔むした小路にたたずむ五百羅漢像(聖者として尊敬を集める仏陀のお弟子さん500人の像こと)が置かれています。
その一体一体(五百羅漢像は現在250体ほどで、少しずつ増えている)少しずつ表情や感情が違います。
そのどれもが人間味の溢れるやさしく豊かな表情をたたえユニークで面白く、歴史を感じさせる苔むした像があると思えば、かわいらしい表情の像などが山の斜面に沿って、たくさんの像が並んでいて、表情豊かな羅漢像を包む色鮮やかな紅葉が織り成す独特の雰囲気を味わえます
長安寺は、厳かさと静けさを織りなす四季折々の風景が美しく、特に秋の紅葉は有名で、こちらの長安寺は紅葉の時期でなくても、とても静かで落ち着く空間で、参道から続く見事な紅葉を眺めたい人にオススメの鎌倉の紅葉スポットです。
近くにある仙石原のすすきとあわせれば、秋が満喫でき、なかなか上まで行くのは大変ですが、下からのんびりと見上げるだけでも楽しい場所です。
関東の紅葉オススメ名所、神奈川県の長安寺
仙石原にある曹洞宗の長安寺は、創建1356年の古刹で、苔むした小路の紅葉の色彩美が素晴らしく、境内の五百羅漢像(仏堂修行をして「阿羅漢」という人間として最高の位を得たお釈迦様の弟子を500人集めた石仏)と紅葉を眺めれば、秋の風情をさらに楽しむことが出来ます。
長安寺の所在地
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原82
●問い合わせ先
箱根町総合観光案内所
TEL:0460-85-5700
長安寺の見頃時期
長安寺の紅葉が彩づき始めるのが10月中旬で、見頃時期が10月下旬から11月上旬にかけて
長安寺の駐車場情報
なし(周辺の有料駐車場を利用/一部を紹介)
●久里浜2丁目有料駐車場(長安寺まで78m)
〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜2丁目2-15 /14台
●タイムズ久里浜第7有料駐車場(長安寺まで94m)
〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜2丁目2-12/6台 など。
混雑状況
有名な寺院として多くの人が拝観される神奈川県の「長安寺」ですが、秋の紅葉シーズンはさらに訪れる人で混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
長安寺への交通アクセス方法
✅ 公共交通(鉄道)利用の場合
箱根登山鉄道~「箱根湯本駅」~バス乗換~仙石バス停下車、徒歩すぐ。
✅車を利用の場合
小田原厚木道路~箱根口IC~国道138号~15.5km(約30分)
長安寺に実際に行った口コミ
秋の紅葉と五百羅漢像が印象的なお寺で、最近観光客が増えましたが、まだ静かなたたずまいを残していて、交差点を入って、駐車場があり、本堂の裏に、五百羅漢が点々と散在しており、それぞれの表情や姿勢が思い思いで、とても癒され、紅葉がきれいで、また癒され、、駐車場が狭いので平日意外は公共交通機関をお勧めします。
長安寺周辺のホテル情報
✅ マウントビュー 箱根(長安寺 から 0.5 km)
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原885
TEL:0460-84-6331
アットホームな宿です。
✅ 箱根ハイランドホテル(長安寺 から 0.8 km)
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原品の木940
TEL:0460-84-8541
さすが観光地のホテルで、サービスに不満なし。
✅ ホテルハーヴェスト箱根甲子園(長安寺 から 0.7 km)
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-253
TEL:0460-84-0330
大型で綺麗なハーヴェスト。
長安寺周辺の食事・グルメ情報
✅ 座りや(長安寺 から 0.1 km)
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原77
TEL:0460-83-8558
十割蕎麦とともにヘルシーな食材を楽しめるお店です。
✅ 大地(長安寺 から 0.2 km)
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原75
TEL:0460-84-5585
安くて美味しく、たくさん食べられるお店です。
✅ 紺屋うどん房(長安寺 から 0.2 km)
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原104
TEL:0460-84-6566
素朴でおいしい「うどん屋さん」
その他、神奈川県の寺院の紅葉スポット
●最乗寺(神奈川県南足柄市大雄町)
大雄山最乗寺は箱根外輪山の明神ケ岳の中腹に立つ曹洞宗に属し、冬の初めに境内の紅葉は見頃を迎え、開山堂から鐘楼、結界門へかけての石畳の参道は最乗寺随一の紅葉スポットです。
瑠璃門前の大紅葉の彩づきは見事で、重さ3.8トンという巨大な鉄下駄をはじめ大小さまざまの鉄下駄、天狗のうちわが奉納されていて、了庵慧明禅師の弟子である道了様は、寺の建築にあたり尽力したが、了庵慧明禅師が没後、天狗となって飛び去ったという。これが天狗伝説で、以来寺の守護神として祀られている寺です。
●瑞泉寺(神奈川県鎌倉市)
瑞泉寺は、鎌倉随一の花寺とも呼ばれ、鎌倉宮の東、紅葉ケ谷(もみじがやつ)の奥にあって、1年中四季の花が楽しめ、ウメ、スイセン、サクラ、 ハギ、などが植物が有名です。
瑞泉寺周辺の谷戸一帯は別名「紅葉ヶ谷」と呼ばれる紅葉の名が付く地名も残っており、見頃の晩秋にはモミジ、カエデ、イチョウが美しく色づき、境内では紅葉の他、珍しい冬サクラや寒菊も見ることができます。
また寺の庭園は、夢窓国師の作といわれ、岩肌の斜面を巧みに取り入れた池泉式庭園(名勝)で、また大宅壮一の評論碑や、久保田万太郎句碑、吉田松陰留跡碑などもあります。