紅葉2020関東10月に彩づき始める茨城県の袋田の滝へご案内
紅葉2020関東10月に彩づき始め茨城県の袋田の滝
関東の紅葉の名所・人気の紅葉スポットを訪ねて今回は、茨城県の袋田の滝へご案内します。
茨城県の袋田の滝は、平成27年に国名勝に指定され、日本のパワースポットとも言われています。
日光の「華厳の滝」と熊野の「那智の滝」との日本三名瀑のひとつ奥久慈の「袋田の滝」は、水源を八溝山とする福島県から茨城県にわたって流れる久慈川(日本有数の鮎の釣り場としても知られる)の支流の滝川にかかる落差120m・幅73mの大きさを誇る瀑布(滝)です。
大きな岸壁を四段に分かれ流れ落ちることや、春夏秋冬の四季のそれぞれの季節に訪れて違う姿の滝を見なければ本来の袋田の滝を知ることができないと言うことから、別名を「四度の滝(よどのたき)」とも呼ばれていて、11月上旬~中旬の紅葉の見頃には、イタヤカエデやヤマボウシにクヌギ、ナラの木々が赤や黄色に彩づいて美しい姿を見せてくれます。
その昔に、ここを訪れた、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士であり僧侶・歌人でもある「西行法師」も絶賛し、詠んだ歌「花紅葉(もみち) 経緯(よこたて)にして山姫の 錦織出す 袋田瀧」と歌に詠んだほどです。
関東の紅葉オススメ名所、茨城県の袋田の滝
日本三名瀑のひとつに数えられる袋田の滝は、流れが4段にわたって落ちることから、別名を四度(よど)の滝とも言われ、四季折々の表情を見せます。
秋には、滝を包み込むようにイロハカエデやオオモミジなどが赤や黄色に見事に紅葉し、その美しさは西行法師が詠んだ「花紅葉(もみち) 経緯(よこたて)にして山姫の 錦織出す 袋田の瀧」が残っており、その歌からも美しさをうかがい知ることができます。
袋田の滝の所在地
茨城県久慈郡大子町袋田
●袋田の滝の問い合わせ先
北茨城市観光協会
TEL:0293-43-1111
袋田の滝の見頃時期
袋田の滝が彩づき始めるのが10月下旬で、見頃時期が11月上旬から11月下旬にかけてです。
袋田の滝周辺の駐車場情報
袋田の滝に近い場所に専用の駐車場は無く、周辺の無料駐車場と有料駐車場を利用することになります。
●袋田の滝第一駐車場(無料/50台)
袋田の滝まで徒歩約13分
●袋田の滝第二駐車場(無料/220台)
袋田の滝まで徒歩約15分
●滝の駐車場根本(1回500円/40台)
袋田の滝周辺の混雑状況
観光スポットとして年間を通して多くの人が訪れる「袋田の滝」周辺ですが、秋の紅葉シーズンはさらに混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
袋田の滝周辺への交通アクセス方法
✅ 公共交通機関(電車)を利用の場合
JR常盤線の磯原駅からタクシーで約30分。
または、JR水郡線の袋田駅を下車して徒歩にて3km(約40分)路線バスもあり。
✅ 車を利用の場合
袋田の滝へ実際に行った口コミ
秋のある日にJR水郡線の袋田駅から歩いて、袋田の滝までは、かなり距離があったのですが、周りの紅葉がきれいで気持ちよく、苦にならずに歩け、袋田の滝は、結構水量が多く、特に第一展望台からの景色は赤や黄色に彩づいた木々の紅葉と目の前に滝が広がり、水しぶきも飛んできて大迫力で楽しむことができました。
袋田の滝周辺のホテル情報
✅ 袋田温泉滝味の宿・豊年万作(袋田の滝 から 0.6 km)
〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田169-3
TEL:0295-72-3011
ゆっくり過ごせるおいしい宿です。
✅ やみぞ(袋田の滝 から 5.1 km)
〒319-3552 茨城県久慈郡大子町矢田524-2
TEL:0295-72-1511
袋田の滝観光の拠点となる宿です。
✅ 悠久の宿 滝美館(袋田の滝 から 0.4 km)
〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田21-2
TEL:0295-72-4181
温泉、食事、立地が大子で一番よい宿です。
袋田の滝周辺の食事・グルメ情報
✅ 三六亭(袋田の滝 から 0.2 km)
〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田195
TEL:0295-72-3038
袋田の滝ビューの茶屋
✅ 瀧見茶屋(袋田の滝 から 0.2 km)
〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田194
TEL:0295-72-3785
あったか〜いお蕎麦が美味しい食事処です。
✅ 滝見屋(袋田の滝 から 0.3 km)
〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田597-3
TEL:0295-72-3227
袋田の滝に最も近い食事処です。
その他、茨城県の紅葉スポット
●花貫渓谷
大小さまざまな淵と滝が列なる渓谷で、汐見滝の吊り橋付近では、モミジなどが見事に紅葉し、鮮やかに見事な景色が広がり、その吊り橋を渡ると、眼下に広がるのは汐見滝で、さらに左右からは花貫川の渓流沿いに生い茂る木々の枝葉がせり出し、紅葉を間近に見ることができます。
●花園渓谷
花園花貫県立自然公園に指定される、花園川上流一帯の渓谷が、花園渓谷で、秋には、赤や黄に彩づいた木々の紅葉が、そこを流れる花園川に散り落ち、渓流を流れてゆく様は、秋を感じて見事な風景が広がります。
麓には花園神社が建ち、花園神社は、平安時代の公卿、坂上田村麻呂の創建と伝わり、七ツ滝を経て奥の院まで花園川沿いに続く渓谷は、県立自然公園にも指定され、花園川を挟んだ道沿いには、モミジやカエデ、ナラの木々が茂り、美しく色づき紅葉を見せてくれます。