「紅葉2020関東の見頃名所」11月彩づき始める神奈川県の覚園寺

紅葉2020関東の見頃名所、覚園寺の情報&駐車場・ホテル・アクセス・混雑情報などご紹介します
関東の紅葉スポット・紅葉の名所を訪ね、今回は、神奈川県の覚園寺(かくおんじ)へご案内します。
覚園寺(かくおんじ)は、鎌倉駅から少し離れたところの二階堂にある真言宗泉涌寺派の歴史ある仏教寺院で中世武家政権の空気を直に感じさせてくれる場所で、1218年、北条義時の薬師如来信仰により建立された「大倉薬師堂」が起こりです。
鎌倉幕府第9代執権の北条貞時が元寇(蒙古襲来)が再び無いように祈願し、1296年に寺院(真言宗だけでなく天台宗、禅宗、浄土宗の四宗が学べる道場)として改められ、その後火事で焼失しましたが、足利尊氏によって再建され、本尊は薬師如来で、国の重要文化財に指定され鎌倉時代の風情をいまも受け継ぐ古寺です。
モミジの本数が多く、境内各所で建物と紅葉、灯籠と紅葉といった色彩のコントラストの対比を楽しむことができ、日常から離れて孤立した静寂な雰囲気の中で、色鮮やかな紅葉を静かに堪能できます。

このお寺ではツアー形式の拝観が採用されていて、寺僧さんが境内を案内してくれて、また通年の8月10日には深夜から境内が開放される「黒地蔵」の縁日の日で、幻想的な境内を体験することができます。
関東の紅葉オススメ名所、神奈川県の覚園寺
覚園寺は、真言宗泉涌寺派の仏教寺院で、御本尊は薬師三尊で、開基は北条貞時、開山は智海心慧(ちかいしんえ)で、鎌倉幕府執権北条家歴代の尊崇を集めた古刹で、相模国と武蔵国を結ぶ金沢街道から北に入った谷戸の奥にあり(鎌倉駅から少し離れたところに佇み)決まった時間に行われるツアー形式の拝観スタイルで境内を拝観することができ、モミジの本数が多く、境内各所で建物と紅葉、灯籠と紅葉といった対比した色彩美を楽しむことができます。

覚園寺の所在地
神奈川県鎌倉市二階堂421
●問い合わせ先覚園寺寺務所
TEL:0467-22-1195
●拝観時間
平日(①10:00~、②11:00~、③13:00~、④14:00~、⑤15:00)
土・日・祝(①10:00~、②11:00~、③12:00~、④14:00~、⑤15:00)各所要時間50分
●拝観料
入山料:大人500円、小中学生200円
覚園寺の見頃時期
覚園寺の紅葉が彩づき始めるのが11月上旬で、見頃時期が11月下旬から12月中旬にかけて
覚園寺の駐車場情報
覚園寺に参拝者用の駐車場は無く、車で行く場合は、鎌倉宮横にある「観光協会運営の鎌倉宮横有料駐車場」(二階堂87−1)を利用する事をオススメします。
混雑状況
有名な寺院として多くの人に崇拝されている神奈川県の「覚園寺」ですが、秋の紅葉シーズンはさらに訪れる人で混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
覚園寺への交通アクセス方法
✅ 公共交通(電車)を利用の場合
JR横須賀線または、江ノ島電鉄~「鎌倉駅」~鎌倉宮(大塔宮)行きバスに乗換~終点大塔宮~徒歩(約10分)。
✅ 車を利用の場合
覚園寺に実際に行った口コミ
秋の覚園寺を訪れ、愛染堂の前の紅葉を楽しみ、紅葉のピークは過ぎていたようですが、今度、拝観する時は、紅葉の時期を外して、人が少ない時期にお寺の方の説明を受けながら境内の拝観をさせて頂きたいと思いました。
覚園寺周辺のホテル情報
✅ Hotel鎌倉mori(覚園寺 から 2 km)
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-5-21
TEL:0467-22-5868
チェックアウト後も1日荷物を預けられ、とても嬉しいホテルです。
✅ ホテルシャングリラ鶴岡(鎌倉)(覚園寺 から 2 km)
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-9-29
TEL:0467-25-6363
駅からすぐ近くで近所にはたくさんのお店があり便利なホテルです。
✅ 鎌倉 古今 (覚園寺 から 0.2 km)
〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂836
TEL:0467-81-4435
鎌倉の喧騒からすぐに逃れられる場所にある最大級のホスピタリティな宿。
覚園寺周辺の食事・グルメ情報
✅ 和カフェ 三日月(覚園寺 から 0.1 km)
〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂345
TEL:0467-25-1070
その名の通り和風の茶房です。
✅ 米倉(覚園寺 から 0.2 km)
〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂728-20
TEL:0467-25-2395
芸術的で素晴らしい食事処です。
✅ ACCI Cucina Italiana(覚園寺 から 0.1 km)
〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂411-2
TEL:0467-53-8184
鎌倉宮の近くのイタリアンです。
その他、関東地方の寺院の紅葉スポット
●本土寺(千葉県松戸市)
日蓮宗の寺院で、別名を四季の寺と呼ばれる名刹で、100本の桜と、5000株の花菖蒲に、1万株の紫陽花、そして1000本ものモミジが境内を彩り、水戸光圀の寄進と伝えられる古松、老杉の参道を抜け仁王門をくぐると、秋の日に鮮やかな赤に染まる約1000本ものモミジが境内を色彩美で彩り、また五重塔や仁王門に、回廊といった建造物と紅葉が映え、徳川家康の側室・秋山夫人の墓近くにあることからその名がついた自生のシュウザンコウなどが観賞できます。
●小松寺(千葉県南房総市)
南房総では数少ない紅葉の名所のひとつの小松寺では、毎年の中秋にモミジやイチョウが色鮮やかに彩づき、多くの観光客を楽しませ、貴重な古仏の宝庫として知られる寺院で、近くには原生林があり、桜や新緑、紅葉など四季折々の自然をを楽しむことが出来、晩秋にはカエデの大木が見頃を迎え、ほかにも、モミジ、イチョウも鮮やかに色づき、南房総の紅葉ショーが開幕します。
●円覚寺(神奈川県鎌倉市山ノ内)
瑞鹿山の山号を持つ鎌倉を代表する臨済宗円覚寺派の寺院で、鎌倉五山の第二位、8代執権北条時宗が、文永・弘安の役(福岡・博多の蒙古襲来)の戦死者霊を弔うため、宋の高僧無学祖元を招いて創建したもので、広大な境内には総門、山門、仏殿、方丈などの伽藍が一直線に並び、さらに夏目漱石や島崎藤村も参禅した帰源院や仏日庵、黄梅院などの塔頭が山かげにひっそりと点在していて、うっそうとした老杉に囲まれた山内は全域が国の史跡で、春には桜、夏にはアジサイ、秋には紅葉といった四季折々の風景を楽しむことができ、特に紅葉の季節にはイチョウやモミジが鮮やかに色づいて、訪れる人々の目を楽しませてくれます。