「東北の紅葉時期2020見頃名所」 青森県の奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)
東北の2020年 青森県の見頃名所、奥入瀬渓流&駐車場・ホテル・アクセス・混雑情報などご紹介します
東北地方の紅葉スポット・紅葉の名所を訪ね、今回は、青森県の奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)へご案内します。
奥入瀬渓流は、十和田湖から流れ出る奥入瀬川が物語る渓流で、奥入瀬渓流の源流にある「イトムカの入り江」の神秘的に透き通った青さには感激です。
ここ奥入瀬の入口から休屋までの約14kmの間を流れる渓流を奥入瀬渓流といい、子ノ口(ねのくち)から蔦川と合流する焼山までの瀬を大小の岩を抜け流れ、両岸に大小10ヶ所以上の滝に流れを落としつつ、太平洋に注ぎ込むまで、変化に富んだ渓流美を見せてくれます。
十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の一つの日本を代表する観光地で、散策するときには、下流から上流にさかのぼるようにすると、ちょうど流れが常に自分に向かってくるように見えます。
流れに沿って遊歩道が整備されており、奥入瀬渓流の良さは、遊歩道や自動車道路との高低差がなく、川の流れが近いことで、遊歩道を歩いて楽しむのが本来ですが、十和田湖行く途中途中で車を止め奥入瀬の自然を満喫して行くのもアリです。
秋には頭上を覆うブナ、カエデ、ヤマモミジ、ミズナラ、オニグルミなどの木々が見事に彩づく色彩美で訪れる人々に感動を与えています。
東北地方の紅葉名所、青森県の奥入瀬渓流
奥入瀬渓流は、十和田湖から流出する唯一の河川で、湖の子ノ口から焼山まで約14kmにわたって様々な渓流美と14の滝巡りが楽しめます。
四季を通じての景勝地で、下流の焼山からは、三乱(さみだれ)の流れ、や阿修羅の流れなどがあって、渓流の中間には、2段に分かれて流れ落ちる雲井の滝があります。
十和田湖から流れ出る唯ひとつの川が奥入瀬川で、(山[やけやま)から子ノ口(ねのくち)までを一般的に奥入瀬渓流と呼んでいて、奥に入るほどに多くの瀬があることから「奥入瀬」と名付けられたと言い、ブナなどの広葉樹林の紅葉は美しく素晴らしい景色が広がっています。
奥入瀬渓流の所在地
青森県十和田市奥瀬
●問い合わせ先
十和田湖総合案内所
TEL:0176-75-2425
奥入瀬渓流の見頃時期
奥入瀬渓流の紅葉が彩づき始めるのが10月中旬で、見頃時期が10月中旬から10月下旬にかけて
混雑状況
有名な観光地として多くの人が訪れる青森県の「奥入瀬渓」ですが、秋の紅葉シーズンには、さらに訪れる人で混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
奥入瀬渓流への交通アクセス情報
✅ 公共交通(鉄道)を利用の場合
JR八戸線~「八戸駅」~JRバスおいらせ号十和田湖行き~(1時間30分)、焼山バス停下車、徒歩すぐ。
✅ 車を利用の場合:百石道路~下田百石IC~国道45線~102号線経由~42km(約1時間30分)。
奥入瀬渓流の駐車場情報
あり/無料/40台
奥入瀬渓流には八甲田方面との分岐点にあたる焼山と十和田湖との合流地点の子ノ口、そして奥入瀬渓流の中間点の石ヶ戸の3箇所に駐車場が整備されています。
この他銚子大滝付近にも小規模ながら駐車スペ-スが確保されています。料金はいずれも無料で、総延長14kmの奥入瀬渓流に対して大きな駐車場は3箇所しかありません。
奥入瀬渓流に実際に行った口コミ
石ヶ戸から銚子大滝まで紅葉を楽しみながら歩き、写真撮影をしながらの散策でしたので通常は3時間程度のところが、5時間ほどかかり、散策のハイライトは三乱の流れと阿修羅の流れに、雲井の滝と銚子大滝の4か所を中心に散策しました。
奥入瀬渓流周辺のホテル情報
✅ ホテル 十和田荘(奥入瀬渓流 から 8.7 km)
〒018-5501 青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔休屋340
TEL:0176-75-2221
多くの棟が廊下で繋がった大きなホテルです。
✅ 十和田湖 山荘(奥入瀬渓流 から 8.6 km)
〒018-5501 青森県十和田市十和田湖畔休屋294-1
TEL:0176-75-2710
十和田湖の周囲をめぐる道路沿いにある宿です。
✅ とわだこ遊月(奥入瀬渓流 から 9.1 km)
〒018-5511 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖字休平36
TEL:0176-75-2501
奥入瀬を楽しむための拠点となる宿です。
奥入瀬渓流周辺の食事・グルメ情報
✅ レストラン みずうみ亭(奥入瀬渓流 から 1.8 km)
〒018-5501 青森県十和田市十和田湖畔子ノ口469
TEL:0176-75-2875
十和田湖畔にあるレストランです。
✅ 子の口湖畔食堂(奥入瀬渓流 から 1.8 km)
〒034-0301 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔子ノ口471
TEL:0176-75-2226
きりたんぽが食べれる食事処です。
✅ たかさご屋(奥入瀬渓流 から 1.99 km)
〒034-0301 青森県十和田市奥瀬十和田16
TEL:0176-75-2705
比内地鶏の親子丼を召し上がれ。
その他、東北地方の紅葉スポット
●碧玉渓(宮城県)
碧玉渓は、白石市の西部を流れる白石川の上流部で、小原温泉へ行く途中の国道113号沿いに約4kmの渓谷美が続き、その昔、小原渓谷と呼ばれていたが、昭和13年に、この地を訪れた評論家の・徳富蘇峰があまりの美しさから「碧玉渓」と名付け以後、その名で親しまれるようになりました。
初秋の頃ともなると、深い碧色を湛えた清流の周辺で、ナラやクヌギ、カエデなどが赤や黄色に彩色づいて、見事な色彩美を見せ、その姿は国道113号線からも一望でき、また小原温泉から碧玉渓へ延びる遊歩道を用いて紅葉散策も可能で、清流に映える新緑や紅葉がとても美しい渓谷です。
東北の2020、見頃が10月の宮城県「碧玉渓(へきぎょくけい)」の詳細はこちら
●栗駒山(宮城県)
岩手、秋田、宮城3県にまたがる東北の名峰の栗駒山は、標高1626mの活火山で、中腹には湯に入って紅葉の色彩美が楽しめる絶景の露天風呂の須川温泉があり、ナナカマドやブナ、カエデなど自然豊かな森に囲まれ、変化に富んだ紅葉が楽しめ、ブナの原生林や湿原など手つかずの自然が残り、栗駒山を中心に栗駒国定公園に指定されています。
●岩木山(青森県)
津軽富士と呼ばれる岩木山は標高1625mで、青森県の最高峰の山で、古くから山岳信仰の中心として崇拝され、岩木エリアは大部分を岩木山が占めていて、山麓にはリンゴ畑が広がり、初秋から山頂が色づき初めて、日を追うごとに麓へと広がっていき、山頂のオオヤマザクラの真っ赤な紅葉と老松の緑は、見事な色彩美を見せてくれます。