紅葉2020関東 10月下旬から彩づき始める群馬県の碓氷峠をご紹介
紅葉2020関東 10月下旬から彩づき始め11月が見頃の群馬県の碓氷峠(うすいとうげ)をご紹介
関東の人気の紅葉スポット・紅葉の名所を訪ね、今回は群馬県の碓氷峠(うすいとうげ)へご案内します。
碓氷峠は、群馬と長野の県境にある峠で、紅葉スポットも広く展開していて、中でも碓氷第三橋梁(通称・めがね橋)のモミジ、カエデ、ケヤキの木々の紅葉はオススメです。
この橋梁は、明治25年に完成したレンガ造りの4連アーチ橋で、長さが91m、高さが31mで国内最大規模を誇り、国の重要文化財に指定され、橋を下から見上げるアングルの紅葉とめがね橋のコラボレーションは一見の価値ありです。
また、ここには、鉄道好きにはたまらないアトラクションがいっぱいの「碓氷峠鉄道文化むら」があり、碓氷峠の鉄道文化と歴史を知ることができる「鉄道のテーマパーク」で、新幹線ができる前の信越本線のメインルートだった横川から軽井沢間のいわゆる碓氷峠越えに関する展示が完備し鉄道史料を展示する資料館や、歴史的に知られる車両が並ぶ屋外展示場など鉄道ファンにはたまらない施設です。
現在は旧信越本線のアプト式時代の廃線敷を利用して造られた遊歩道「アプトの道」が整備され、橋上を歩くこともでき、秋の山肌の木々が赤や黄色に鮮やかな紅葉の中に佇む重厚なめがね橋は思わず息をのむ美しさです。
関東の紅葉オススメ名所、群馬県の碓氷峠
碓氷峠(うすいとうげ)は、群馬県安中市松井田町坂本と長野県北佐久郡軽井沢町との境にあり標高が約960mで、信濃川水系と利根川水系を分ける中央分水嶺で、峠の長野県側に降った雨は日本海へ、群馬県側に降った雨は太平洋へ流れます。
碓氷峠の鉄道文化と歴史を知ることができる鉄道テーマパークの「碓氷峠鉄道文化むら」は、鉄道史料を展示する資料館に、歴史的名車両が並ぶ屋外展示場があります。
その他に、自然を満喫できるトロッコ列車や園内を一周する蒸気機関車、ミニSL、などの体験型施設が充実しており。鉄道模型の「碓氷峠ジオラマ」が展示・運転されて鉄道ファンを喜ばせています。
碓氷峠の所在地
群馬県安中市松井田町横川407-16
●碓氷峠の問い合わせ先
碓氷峠鉄道文化むら
TEL:027-380-4163
●碓氷峠鉄道文化むら営業時間
9~17時(11~2月は~16時30分)
●碓氷峠鉄道文化むら休館日
火曜(祝日の場合は翌日、8月は無休)
●碓氷峠鉄道文化むら料金
中学生以上500円、小学生300円、小学生未満無料
碓氷峠の紅葉、見頃時期
碓氷峠の紅葉が彩づき始めるのが10月下旬で、見頃時期が11月上旬から11月中旬にかけて
碓氷峠周辺の駐車場情報
碓氷峠の混雑状況
観光スポットとして鉄道ファンなど多くの人が訪れる「碓氷峠」周辺ですが、秋の紅葉シーズンはさらに混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
碓氷峠への交通アクセス方法
✅ 公共交通機関(電車)を利用した場合
JR信越本線の横川駅を下車してタクシーにて(約15分)
✅ 車を利用した場合
碓氷峠へ実際に行った口コミ
旧軽銀座にあるバス停からバスで登った終点にある「見晴台」からは、裾のに広がる赤や黄色に彩づいた一面の紅葉で目を奪われてしまい、妙義山から関東平野までが一望に見わたせる大パノラマの世界が広がっていました。
碓氷峠のホテル情報
✅ 万平ホテル(碓氷峠 から 5.1 km)
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
TEL:0267-42-1234
歴史のあるホテルです。
✅ ホテル マロウド 軽井沢(碓氷峠 から 5.4 km)
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178
TEL:0267-42-8444
緑に囲まれたリゾートホテル
✅ ホテルハーヴェスト旧軽井沢(碓氷峠 から 5.5km)
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178-493
TEL:0267-42-8444
軽井沢駅や旧軽銀座にも近く便利なホテルです。
碓氷峠周辺の食事・グルメ情報
✅ Coffee House Mini-mini(碓氷峠 から 0.8km)
〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本1673
TEL:027-395-3298
碓氷湖は左側に見てテラスからは山々が見えて森に囲まれた中で飲むコーヒーは格別です。
Coffee House Mini-mini(グーグルマップ)
✅ 軽井沢 川上庵(碓氷峠 から 5.8km)
〒389-0103 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢6-10
TEL:0267-42-0009
軽井沢に来たら外せないお店です。
✅ ベーカリー&レストラン 沢村 旧軽井沢店(碓氷峠 から 5.8km)
〒389-0103 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢12-18
TEL:0267-41-3777
雰囲気の良いベーカリー・レストラン
その他、群馬県の紅葉スポット
●伊香保温泉
群馬県を代表する温泉地、名湯として知られる伊香保温泉、その湯元である河鹿橋付近には、モミジ、カエデ、クヌギ、ウルシなどの木々が自生し、毎年の初秋を迎える頃から一斉に色づき始めて、晩秋の頃には最盛期を迎えて、赤や黄色に彩づいた紅葉を見せてくれます。
紅葉2020関東 10月に見頃を迎える群馬県の「伊香保温泉」の詳細はこちら
●赤城山
「名月赤城山」で知られる侠客の国定忠治が子分たちと別れるときに言った名セリフ「赤城の山も今夜限り、生まれ故郷の国定の村や、縄張りを捨て、故郷を捨て、可愛い子分のてめえ達とも 別れ別れになるかどでだ。 」は有名ですが、その赤城山は、榛名山、妙義山と並んでその昔、上毛三山(上毛とは昔の群馬県の名称)と呼ばれ、日本百名山のひとつです。
カルデラ湖の大沼の周りを山領が囲んでいて、豊かな自然に恵まれ、秋にはナナカマド、ミズナラ、カエデが赤や黄色に彩づき、その湖面に映える紅葉美は美しく、湿原の覚満淵では草原の紅葉も楽しめます。
紅葉2020関東10月中旬から見頃を迎える「群馬県の赤城山」の詳細はこちら
●尾瀬
夏が来れば思い出す・・・で知られる、夏の尾瀬は、秋にも多くの高山植物群が赤や黄色に彩づいて美しい尾瀬を見せてくれ、その尾瀬は、周囲を高い山々に囲まれた湿原地帯です。
尾瀬ヶ原を代表とする、この湿原の紅葉は草紅葉(くさもみじ)と呼ばれ、初秋には草原全体が金色に色づき、やがて広葉樹が赤や黄色に色づいて行きます。尾瀬一帯は原始林に囲まれた高層湿原で、数多くの珍しい植物群の宝庫で、特別記念物、特別保護地区に指定されています。