「東北の紅葉時期2020」10月から彩づき始める福島県の鶴ヶ城公園
東北の2020、見頃スポット鶴ヶ城公園と駐車場・ホテル・アクセス・混雑情報などご紹介します
東北地方の紅葉スポット・紅葉の名所を訪ね、今回は、福島県の鶴ヶ城公園(つるがじょうこうえん)へご案内します。
福島県の鶴ケ城は、日本唯一の赤瓦天守閣を持つ城郭で、数年前に瓦屋根から赤瓦にふき替えられ、日本唯一の赤瓦の天守閣として幕末の頃と同じ姿になりました。
また再建50周年となった2015年には、内部もリニューアルされて、天守閣は郷土博物館として、会津のさまざまなな歴史資料が展示されています。
春には桜、秋には紅葉と季節の移り変わりによってその表情を変え、城を囲む木々が赤く染まる紅葉は圧巻です!
例年の10月下旬に色づき始め、10月下旬から11月中旬に見頃を迎えモミジ、サクラ、イチョウなどの木々が見事に彩づきます。
鶴ヶ城公園のオススメ紅葉スポットとしては、鶴ヶ城公園内で最も高い場所である「天守閣」で、ここから眼下に見下ろす公園内の紅葉はもちろん、周辺の山々の紅葉まで見渡せる風景はパノラマ視界で、天守閣でしか見られないものがあります。
次に本丸と二の丸を連絡している「廊下橋」で、有事の際は、この橋を落とせば敵は本丸には容易には近づけなかったといわれ外敵の侵入を防ぐ「落とし橋」にもなり、秋にはこの周辺のお堀沿いのサクラの木が赤く染まり、廊下橋とお堀、石垣のコラボが見事なコントラスト紅葉として楽しめます。
そして「月見櫓」で、鶴ヶ城本丸の東南隅のあたりの現在は石垣しか残っていませんが、ここから見た鶴ヶ城は素晴らしく、サクラの木の紅葉の上に城が浮かんでいるように見えます。
東北地方のオススメ紅葉名所、福島県の鶴ヶ城公園
戊辰戦争の会津の戦いで会津藩の少年たちで結成された白虎隊で知られる鶴ケ城は日本唯一(幕末時代)の赤瓦天守閣が特徴の会津若松市のシンボルで、公園として整備され、春には約1000本のソメイヨシノが開花し、「桜の名所100選」に選ばれ、秋の紅葉の時期になると、会津平野を包み囲む山々が紅色に染まり、美しい姿を見せます。
紅葉期間中はライトアップもされて秋の夜長に、光に照らされた鶴ヶ城公園の散歩が楽しめ、堀や土塁は約400年以上前から残り、城郭全体が国の史跡に指定されています。
鶴ヶ城公園の所在地
福島県会津若松市追手町1-1
●問い合わせ先
会津若松観光ビューロー
TEL:0242-23-8000
●入城時間
天守閣博物館は8時30分~17時(最終入場16時30分)
●入城料金
入園自由(鶴ケ城天守閣入場大人510円、小人150円)
鶴ヶ城公園の見頃時期
鶴ヶ城公園の紅葉が彩づき始めるのが10月下旬で、見頃時期が10月下旬から11月上旬になります。
混雑状況
観光地として多くの人が訪れる福島県の「鶴ヶ城公園」ですが、秋の紅葉シーズンは、さらに訪れる人で混み合いますので、時間に余裕を持ってお出かけになることをオススメします。
鶴ヶ城公園への交通アクセス方法
✅ 公共交通(鉄道)を利用の場合
JR磐越西線・只見線「会津若松駅」~まちなか周遊バス(ハイカラさんで20分)、鶴ケ城入口バス停下車、徒歩5分
✅ 車を利用の場合
駐車場情報
3カ所にあり/350台/1時間200円、以降1時間毎100円
鶴ヶ城公園に実際に行った口コミ
秋のある日に会津若松市の中心地にある言わずと知れたシンボルの「鶴ヶ城」に行きました。
車で行き、西出丸駐車場に止めて、公園内のモミジ、サクラ、イチョウなどの彩付いた木々を楽しみながら城内に入り、有料の場内は、何層かにわたって博物館的な展示ルームが構成されていて、一方通行の順路を上に上に進んでいくと天守閣にたどり着き、展示ルームの展示は白虎隊のものが中心なので、余裕がある方は事前に白虎隊のことを勉強してから行くと、より楽しめると思いました。
鶴ヶ城公園周辺のホテル情報
✅ 会津若松ワシントンホテル(鶴ヶ城公園から2.1km)
〒965-0024福島県 会津若松市 白虎町201
TEL:0242-22-6111
築後30年位経っていますが、清潔な老舗ホテルです。
✅ 会津東山温泉 月のあかり(鶴ヶ城公園から3.3km)
〒965-5084福島県 会津若松市 東山町湯本下原257-3
TEL:0242-29-1000
なぜか昔懐かしい旅館です。
✅ 大江戸温泉物語 東山グランドホテル(鶴ヶ城公園から3.7km)
〒965-5084福島県 会津若松市 東山町大字湯本字上湯本5
TEL:0570-011-267
大江戸温泉物語だけど、静かでのんびり過ごせる宿です。
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鶴ヶ城公園周辺の食事・グルメ情報
✅ 茶室麟閣(鶴ヶ城公園から0.1km)
〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1
TEL:0242-27-4005
茶室内にある抹茶をいただけるコーナーで、東北の地に利休ゆかりの茶室。
✅ 鶴ヶ城内軽食休憩所サービスコーナー(鶴ヶ城公園から0.1km)
〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1
TEL:0242-27-4005
北出丸方面から太鼓門の石垣脇を通って城内に入って右手にある休息所です。
✅ 本丸茶屋(鶴ヶ城公園から0.1km)
福島県会津若松市追手町4-1
TEL:0242-26-2139
鶴ヶ城のお堀の近くにある休憩処です。
その他、東北地方の紅葉スポット
●立石寺/山寺(山形県)
貞観2年(860)に比叡山延暦寺の別院として慈覚大師により創建された天台宗の古刹で、室町末期に戦禍にあい、建物の多くが焼失しましたが、天文12年(1543)に復元され、山門から石段が奥の院まで続き、頂に鎌倉時代建立といわれる山門は、登山口にあり、急斜面に老樹の茂るなか大仏殿のある奥之院まで800段を超える石段が続き、そそり立つ凝灰岩に堂宇が張りつく姿は、水墨画を見ている様で、奇岩怪石の山寺全山がカエデに包まれ絶好の景観となり、奥山寺遊仙峡、面白山紅葉川渓谷の紅葉も素晴らしく、目を奪われる色彩美の世界が広がります。
●中尊寺(岩手県)
奥州藤原氏4代の廟所であり、金色堂で有名な古刹で、嘉祥3年(850)に慈覚大師によって開かれた天台宗の東北大本山で、世界遺産にも登録され。中秋の頃にヤマモミジやイロハモミジの木々がが鮮やかに彩づき、表参道の月見坂の入口で弁慶の墓と伝えられる五輪塔を見て、約1kmの坂を上り、中腹の東物見台からは、束稲山(たばしねやま)と北上川が一望でき、杉木立の中に点在する堂塔を見ながら進むと金色堂が見えてきて本堂では座禅と写経の体験(各1000円、要予約)もできます。